【実例付き】ImageFX活用術!SNS投稿からプレゼン資料まで使える画像作成テクニック

Contents
ImageFXの活用法が知りたい方へ
ImageFXの基本的な使い方、そして生成する画像の雰囲気を変えるという方法を以下の記事でやりましたね。
➡ ImageFX(https://labs.google/fx/ja/tools/image-fx)
これらはわかったけど、「実際の仕事でどう活用すればいいんだろう?」と悩んでいませんか?
僕も最初は同じでした。
せっかく画像生成AIを覚えても、具体的にどんな場面で使えばいいのか、どんな画像を作ればビジネスに役立つのか、なかなかピンと来なかったんです。
でも実は、個人事業主やフリーランスの方が日常的に使う場面って、たくさんあるんです。
今回は、僕が実際に試してみて「これは使える!」と感じた具体的な活用例を、実際の画像と一緒にご紹介しますね。
この記事を読んでわかること
- SNS投稿で目を引くアイキャッチ画像の作り方
- ブログやサイトで使えるプロ級ヘッダー画像の作成方法
- プレゼン資料を見栄え良くする挿絵の作り方
- 名刺やチラシに使えるオリジナル装飾の作成テクニック
- セミナー・イベント告知で差をつける画像作成のコツ
まずは結論|ImageFXは個人事業主の「デザイナー代わり」になる
結論からお話しすると、ImageFXは個人事業主にとって頼れる「デザイナー代わり」になります。
これまで外注していた画像作成や、無料素材を探し回る時間を大幅に短縮できるんです。
しかも、あなたのアイデアを形にした、他にはないユニークな画像が手に入ります。
たとえば、SNS投稿用のアイコンも、世界に一つのオリジナルなものがすぐに作れます。
具体的には以下の5つの場面で特に威力を発揮します
- SNS投稿のアイキャッチ画像
- ブログ・サイトのヘッダー画像
- プレゼン資料の挿絵・図解サポート
- 名刺・チラシの装飾要素
- セミナー・イベントの告知画像
それでは、それぞれ具体的に見ていきましょう。
SNS投稿で目立つ!オリジナルのアイコンと背景画の作り方
なぜアイコンと背景画が重要?
SNSって、文字だけの投稿だとどうしても流し読みされがちですよね。
でも、パッと目を引くアイコンや統一された背景画像があるだけで、投稿に立ち止まってもらえる確率がぐっと上がります。
アイコンや背景画は、いわばあなたの「名刺」のようなもの。
ここに統一感を持たせるだけで、読者の方にあなたのブランドイメージを強く印象づけることができるんです。
実際に作ってみよう!オリジナルアイコンの作り方
これまで、自分の顔写真を出すのに抵抗があったり、イメージに合うアイコンがなかなか見つからなかったりしませんでしたか?
ImageFXを使えば、あなたのイメージにぴったりの、世界にたった一つのアイコンを簡単に作れます。

実際に使えるプロンプト例
- プロフェッショナルな雰囲気
「笑顔の日本人ビジネスマンのイラスト、清潔感のあるスーツ、デフォルメされた可愛いタッチ、背景はシンプルなグラデーション、青と白」

- 親しみやすい雰囲気
「ペンとノートを持った女性の横顔イラスト、優しい色合い、水彩画風、温かい雰囲気」

アカウントに統一感を生む背景画の作り方
プロフィールページにオリジナルの背景画像を置くことで、あなたのSNSアカウント全体に統一感が生まれて、よりプロフェッショナルな印象を与えられます。
【背景画の挿入部】
プロンプトのポイント
- 抽象的なデザイン
「デフォルメされたビジネスシーンの背景イラスト、青と白の優しいグラデーション、シンプルで親しみやすい雰囲気、柔らかい光の表現」

- 業種に合わせたデザイン
「女性的なタッチのイラスト、ストリートにあるオープンカフェ、優しい日差しが差し込んでいる、観葉植物や路上の木々、優しい色合い、穏やかでリラックスした雰囲気」

使う時のコツ
- アイコンと色調を合わせる
アイコンと背景画の色調や雰囲気を合わせると、あなたのブランドイメージがより強く定着します。 - 文字を入れる余白を考える
後で文字を重ねることを想定して、少し余白のある構図にしましょう。 - 季節感を取り入れ
春なら桜、冬なら雪といった季節に合わせた色やモチーフを入れると、親しみやすさがアップします。 - 「日本人」と指定する
ImageFXで人物の画像を生成する時、プロンプトに「日本人」という言葉を入れると、イメージ通りの人種・雰囲気を表現しやすくなります。この一言があるかないかで、生成される画像の雰囲気が大きく変わります。
ブログを格上げ!記事のアイキャッチ画像の作成方法
なぜ記事にアイキャッチ画像が必要?
ブログ記事一覧やSNSであなたの記事が紹介された時、最初に読者の目に飛び込むのがアイキャッチ画像です。
ここでの印象が、「この記事、読んでみようかな」という気持ちに直結するんです。
記事の内容を的確に伝えるアイキャッチ画像の作り方
ImageFXを使えば、記事のテーマにぴったりの画像を簡単に作れます。
しかも、文字を入れることを想定して画像を生成できるのが、とても便利なんですよ。
実際に使えるプロンプト例
- ハウツー系記事向け
「ノートパソコンと資料が並んだ机、電球のアイコン、アイデアや問題解決を連想させる構図、明るい配色、シンプルなイラスト」

- ノウハウ・情報提供系記事向け
「本が開かれたページとペン、知識の蓄積をイメージ、落ち着いた色調、知的な雰囲気」

- レビュー記事向け
「商品を使用している日本人のビジネスパーソン、喜びや満足感を表現した表情、鮮やかな配色、手描き風タッチ」

使う時のコツ
- 記事タイトルと調和させる
タイトルに書かれているキーワードや雰囲気に合わせた画像を意識しましょう。 - 文字を入れる余白を考える
後からタイトルを重ねることを想定して、シンプルで余白のある構図にすると使いやすくなります。 - 読者の興味を刺激する
記事を読んだ後のベネフィット(解決、喜び、発見など)をイメージさせる画像にすると、クリック率が上がります。
横長サイズを意識したプロンプト作り
ブログのアイキャッチ画像は横長サイズが多いので、プロンプトに「横長の構図」「パノラマビュー」「ワイド画面」といった言葉を入れると良い結果が得られやすいです。
プレゼン資料を見栄え良く!挿絵作成テクニック
なぜプレゼンに挿絵が必要?
文字だらけのプレゼン資料って、見ているだけで疲れちゃいますよね。
適度に挿絵が入ることで、聞き手の集中力を保ちながら、内容も理解しやすくなるんです。
シーン別プロンプト例
- 問題提起のスライド用
「困っている表情のビジネスパーソン、頭を抱える仕草、雲のようなモヤモヤしたエフェクト、グレーと赤の配色、シンプルなイラストスタイル」

- 解決策提示のスライド用
「電球が光っているイラスト、明るい表情の人物、上向きの矢印、明るい黄色と青の配色、希望に満ちた雰囲気」

- 成果・結果のスライド用
「グラフが右肩上がりに伸びているイラスト、成功を喜ぶ人々、星やキラキラエフェクト、緑と金色の配色、達成感のある構図」

プレゼン用画像作成のコツ
- 背景は透明or単色
後で資料に馴染ませやすくするため - 色は3色以内
資料全体のデザインと合わせやすくするため - シンプルな構図
小さく表示されても分かりやすいように
名刺・チラシに個性を!装飾要素の作り方
オリジナル装飾の魅力
名刺やチラシって、どうしても似たようなデザインになりがちですよね。
でも、ちょっとしたオリジナル装飾があるだけで、記憶に残りやすくなるんです。
装飾要素のプロンプト例
- エレガント系装飾
「繊細な花の飾り枠、金色のライン装飾、クラシカルで上品な模様、アールヌーボー調のデザイン要素」

- モダン系装飾
「幾何学的なパターン、グラデーションを使った抽象的なデザイン、ミニマルでスタイリッシュな印象」

- 親しみやすい系装飾
「手描き風の温かい装飾、やわらかい曲線を使った枠、水彩画のようなにじみ効果、パステルカラー」

装飾要素を作る時の注意点
- 主役を邪魔しない
あくまで情報の補助役として控えめに - 印刷を考慮する
細かすぎる線は印刷で潰れる可能性があります - 業種に合わせる
堅い業種なら上品に、親しみやすい業種なら温かみのある装飾を
セミナー・イベント告知で差をつける画像作成
告知画像の役割
セミナーやイベントの告知画像は、「参加してみたい!」という気持ちを起こさせる重要な役割があります。内容が同じでも、画像次第で参加率が大きく変わることもあるんです。
イベント種別プロンプト
- ビジネスセミナー系
「会議室で熱心に話を聞く参加者たち、プロジェクターの光、学びと成長を表現した構図、信頼感のある青と白の配色」

- ワークショップ系
「グループで作業する人々、協力して何かを作り上げる様子、カラフルな材料や道具、創造性あふれる明るい雰囲気」

- 交流会・ネットワーキング系
「笑顔で会話する多様な人々、コーヒーカップを持った手、温かい照明、人と人とのつながりを表現した構図」

告知画像作成の実践的なコツ
- 感情に訴える構図
参加者の笑顔や真剣な表情を入れる - 具体的なシーンを想像
「どんな雰囲気の会になるか」を想像できる画像に - 文字スペースを確保
日時や場所を入れる余白を考慮した構図に
より効果的に使うための応用テクニック

同じテイストで複数枚作る方法
ブランドの統一感を出すために、同じようなテイストの画像を複数作りたい時がありますよね。そんな時は以下のコツを使ってみてください:
基本プロンプトを決める
例:「水彩画風、パステルカラー、優しい印象、手描きのような温かみ」
シーンだけを変える
- 「水彩画風、パステルカラー、優しい印象、手描きのような温かみ + オフィスで働く人」
- 「水彩画風、パステルカラー、優しい印象、手描きのような温かみ + カフェで打ち合わせ」
- 「水彩画風、パステルカラー、優しい印象、手描きのような温かみ + セミナー会場」
季節や時期に合わせた調整
年間を通して同じ画像を使うより、季節感を取り入れると親しみやすさがアップします:
春:「桜の花びら、新緑、パステルピンクと緑」
夏:「青空、向日葵、明るい黄色と青」
秋:「紅葉、温かい橙色と茶色、落ち着いた雰囲気」
冬:「雪の結晶、温かい室内、白と赤の配色」
業種別カスタマイズのヒント
士業(税理士・行政書士など)
- キーワード:「信頼感」「安心」「プロフェッショナル」
- 色調:紺色、グレー、白を基調
- 要素:書類、印鑑、きちんとした服装の人物
美容・健康系
- キーワード:「美しさ」「健康」「輝き」
- 色調:ピンク、白、ゴールドを基調
- 要素:花、自然、リラックスした表情
IT・Web系
- キーワード:「革新」「未来」「スマート」
- 色調:青、緑、シルバーを基調
- 要素:デジタル機器、ネットワーク、モダンなオフィス
実際に使ってみて分かった注意点
著作権について
ImageFXで作成した画像は商用利用可能ですが、他人の作品に似すぎないよう注意が必要です。
特に有名なキャラクターや作品名を入れるのは避けましょう。
生成したAI画像の著作権問題についてはこちらの記事も参考にしてください。
品質の安定性
同じプロンプトでも、毎回微妙に違う画像が生成されます。
気に入った画像ができたら、そのプロンプトをメモしておくことをおすすめします。
それは、あなたの「プロンプト力」を上げ、イメージした画像を効率的に作るためのヒントとなります。
文字入れとの相性
もしタイトルなどを後から画像に重ねたい場合は、文字が読みやすい余白や色合いを意識しましょう。
この少しの工夫で、作ったイメージと文字の両方の情報が瞬時に伝わるようになり、読者に届くより効果的な画像になります。
まとめ|ImageFXで個人事業主の発信力を格段にアップ

いかがでしたか?
ImageFXは単なる「絵を描くツール」ではなく、個人事業主の日常業務を強力にサポートしてくれる実用的なツールなんです。
今回ご紹介した5つの活用方法
- SNSのアイコンや背景画
- ブログ記事のアイキャッチ画像
- プレゼン資料の挿絵
- 名刺・チラシの装飾要素
- セミナー・イベント告知画像
これらを使いこなせるようになると、これまで外注していた画像作成費用の節約にもなりますし、何より「自分らしさ」を表現した完全オリジナルの画像で差別化を図れるようになります。
最初は思うような画像ができなくても大丈夫です。僕も最初はなかなか思い通りにいきませんでした。
でも、今回ご紹介したプロンプト例を参考に、少しずつ自分なりのコツを掴んでいってください。
次回は、ImageFXをもっと効率的に使うための「時短テクニック」をご紹介する予定です。お楽しみに!
あなたのビジネスがImageFXでさらに魅力的になることを願っています。一緒に頑張りましょう!