同じ内容でもここまで変わる!ImageFXで画像の“雰囲気”を日本語で操ろう

とにかく、まずは“雰囲気”のちがいを体験してみよう!
画像生成AIって、「何を描くか」だけじゃなくて、「どんな雰囲気で描くか」までコントロールできるって知ってましたか?
しかも、日本語だけでそれができちゃうんです。
今回は、同じテーマの画像でも、ちょっと言葉を変えるだけで雰囲気がどう変わるのかを比べてみます。
「なるほど、こんなに変わるんだ!」
そんな発見があるはずです。
使うAIは「ImageFX」。前回も使いましたね!
使い方が分からないという方は下のリンクからご確認くださいね!
ステップ①:まずは「そのまま」で画像を作ってみよう
まずは、何もスタイルを指定せずに画像を作ってみます。
今回のお題はこちら。
「猫がソファの上で寝ている」
ImageFXのプロンプト欄にこのまま日本語で入力して、画像を作ってみてください。

これはImageFXが“とくに雰囲気指定がない場合”に出してくれる標準的な画像です。
ここから、ほんの少し言葉を足していくだけでどう変わるのか、見ていきましょう!
ステップ②:「スタイルの言葉」で雰囲気を変えてみよう
ここでは、日本語だけでできるスタイル指定の例を3つご紹介します。
▶ その1:「〜風」で指定してみる
猫がソファの上で寝ている、ジブリ風で

映画のワンシーンみたいな、あたたかくてノスタルジックな雰囲気に。
アニメ調なのに、どこかリアルさも感じられます。
▶ その2:「〜のような」で指定してみる
猫がソファの上で寝ている、絵本のような雰囲気で

線がやわらかくて、色づかいもやさしい。
小さな子どもが読む絵本のような、ほっこりした世界観になります。
▶ その3:「〜タッチで」で指定してみる
猫がソファの上で寝ている、水彩タッチで

色のにじみや筆の動きが感じられて、まるでアート作品のような雰囲気に変わります。
同じ「猫の画像」でも、ぐっと大人っぽくなりますね。
ステップ③:4つの画像を見比べてみよう
イメージパターン | プロンプト | 生成画像の雰囲気 |
---|---|---|
通常(指定なし) | 猫がソファの上で寝ている | リアル寄り・ナチュラルな見た目 |
ジブリ風 | 〜、ジブリ風で | アニメ調・あたたかい雰囲気 |
絵本のような | 〜、絵本のような雰囲気で | やさしくてかわいらしい |
水彩タッチ | 〜、水彩タッチで | 芸術的・淡くて落ち着いた印象 |
こうして比べると、「どんな雰囲気で描いてほしいか」をちょっと伝えるだけで、仕上がりがガラッと変わるのがよくわかります。
ステップ④:チップで簡単に雰囲気チェンジもできる!
ImageFXには、「スタイルチップ(Expressive Chips)」という便利な機能もあります。
💡スタイルチップ(Expressive Chips)って?
画像を作ったあとに、画面の下に表示される小さなボタンのこと。
そこから別のスタイルを選ぶと、雰囲気がすぐに切り替わって再生成されます。
たとえば…
- リアル
- ファンタジー
- スケッチ
- カートゥーン
- アート風 などなど
操作はとても簡単。
プロンプトは「猫がソファの上で寝ている」などシンプルなままでOKです。
あとはチップをタップするだけ!
この画像は、さっきの「水彩タッチ」の画像に「minimal」チップを適用してみたものです。
やわらかい水彩の雰囲気に、ミニマルな要素が加わって、また違った印象になりましたね!

「もうちょっと違う雰囲気で見てみたいな〜」と思ったときに、ぴったりの機能です。
雰囲気を変える日本語プロンプト例
他にも生成される画像の雰囲気を変える言葉はあります。
スタイルのイメージ | 日本語プロンプト例 |
---|---|
写実的な写真風 | 写真のように、美しい夕焼けの風景 |
イラスト風 | イラスト風のかわいい猫 |
アニメ調 | アニメ風の未来都市 |
ピカソ風 | ピカソ風の自画像 |
水彩画風 | 水彩画風の桜と川 |
※いろいろ試して自分のイメージに合った「プロンプトの指定方法」を探してみるのもいいですね!
英語プロンプトのメリットもちょっと解説
ImageFXは日本語で十分楽しめます。ですが…
ImageFXは日本語でサクッと使えるんですが、細部にこだわりたいなら、英語プロンプトを試してみる価値はあります。
AIが学習した表現の種類が多いので、より繊細な指示が伝わりやすいケースがあるんです。
たとえば…
英語スタイル表現 | 意味・雰囲気 |
---|---|
cyberpunk style | 近未来・ネオンっぽい世界観 |
studio ghibli style | スタジオジブリ風(英語でも通じます) |
watercolor style | 水彩画のタッチ |
だから、より細かいニュアンスやアートスタイルにこだわりたい人は
- 生成したい日本語を作る
- ChatGPTなどで英語に翻訳し、その英語をコピー&ペースト
- ImageFXにプロンプトとして使う
といったテクニックも後々試してみるのがオススメです。
まとめ:雰囲気を変えるって、こんなにカンタン!
- まずは日本語プロンプトだけで十分楽しめる!
- 雰囲気を指定したいときは「~風」「~風に描く」などを活用
- ImageFXのチップを使えば、クリックひとつで雰囲気チェンジもOK
- もっと高精度や工夫したスタイルを求めるなら、英語プロンプトや翻訳ツールも使ってみよう
まずは、お気に入りのテーマをひとつ決めて、「どんな雰囲気で見てみたいか?」を言葉にしてみてください。
たとえば…
「古い喫茶店、昭和レトロ風で、静かな時間が流れているように」

ほんの少しの言葉が、あなたの想像をグッと引き出してくれます。
さあ、今日はどんな“雰囲気”を作ってみますか?
難しく構えず、思いついた日本語でどんな画像ができるかを楽しみながら始めてみましょう!
思いついた言葉を、まずはそのまま打ち込んでみてください。
まだ使ったことがない」「やってみたいけど不安…」という方は、まずはこちらから